2023年
ホールライブ
Live
ラゾーナ川崎プラザソル
須川崇志・林正樹・松丸契スペシャル・ユニット
「かわさきジャズ」発信の超強力グループ<須川崇志・林正樹・松丸契スペシャル・ユニット>誕生!
日野皓正や峰厚介など強力なミュージシャンと共演を重ね定評のあるベース奏者、須川崇志、渡辺貞夫、菊地成孔をはじめ小野リサ、椎名林檎などジャンルを越えたアーティストからも引っ張りだこのピアニスト、林正樹、ダンスなど他分野とのコラボレーションからソロ・インプロヴィゼーションまで幅広い音楽活動を行ない、さらには10月公開予定の映画『白鍵と黒鍵の間に』に役者として出演するなど活躍が注目されているサックス奏者、松丸契。
現在のジャズ・シーンを牽引する3名による、「かわさきジャズ」でしか聴けない、独自のコンテンポラリーなライブが実現!
開催日 | 2023年11月2日(木) |
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時間 | 開演19:00(開場18:30) |
会場 | ラゾーナ川崎プラザソル 会場アクセス |
チケット |
全席指定 4000円 ※未就学児入場不可 7月13日(木)午前10時よりかわさきジャズチケットオンライン会員先行発売 [チケット取り扱い] |
出演者 |
須川崇志(b) 林 正樹(p) 松丸 契(sax) |
主催 | かわさきジャズ実行委員会、川崎市 |
須川崇志、林正樹、松丸契 Plays Music of Paul Motian
須川崇志からのメッセージ
今回は、ポール・モチアンの楽曲を演奏する予定です。
ドラマーとしても唯一無二の存在でしたが、コンポーザーとしてのポール・モチアンも然り。ここにフォーカスしたプログラムを予定してます。シンプルな曲が多いのですが、ゆえにスペースも多く与えられてるので、気心の知れた仲間でなければ一緒に演奏することができないものばかりです。このスペースに、3人それぞれのバックグラウンドが反映されてゆくだろうと思います。3人でつくるダイナミクスの音景色を、ポール・モチアンの楽曲の中で追求してみたいと思います。
ちなみに、ポール・モチアンについては、「Motian in Motion」という素晴らしいドキュメンタリー作品が公開されてます。
彼の周辺のNYジャズシーンが、余計なフィルターを通さずに極めて素の空気のまま据えられているジャズドキュメンタリーの傑作だと思います。
お時間が許すときにも、ぜひチェックしてみて下さい。
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須川崇志 -
林 正樹 -
松丸 契
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須川崇志:ベース
群馬県伊勢崎市出身。11歳の頃にチェロを弾き始め、18歳でコントラバスを始める。2006年バークリー音楽大学を卒業。その直後に移住したニューヨークでは菊地雅章氏に師事する。2009年に帰国後、辛島文雄トリオを経て日野皓正クインテットのベーシストを6年間務める。現在は自身が主宰するトリオ、Banksia Trio(林正樹, 石若駿)をはじめ、峰厚介カルテット、本田珠也トリオ、八木美知依トリオ他多くのグループに参加。これまでに東京ジャズ, デトロイト(米), モントルー (スイス), ブリスベン (豪), メールス (独), 香港などの数多くの国際ジャズフェスティバルに出演。近年は、岡本太郎記念館の企画展「日本の原影」のためのソロ楽曲制作 (2019)や、俳優の金子あいの舞台「平家物語」に即興演奏で参加。また2018年にデビューアルバム作品「Outgrowing」(レオ・ジェノヴェーゼ, トム・レイニー)を、2020, 21年にBanksia Trioで「Time Remembered」,「Ancient Blue」の3作のリーダーアルバムをリリースしている。 -
林 正樹:ピアノ
ピアニスト、作曲家。自作曲を中心とするソロでの演奏や、生音でのアンサンブルをコンセプトとした「間を奏でる」、田中信正とのピアノ連弾「のぶまさき」などのプロジェクトの他に、小野リサ、金子飛鳥、徳澤青弦、藤本一馬、akikoなど様々な音楽家とアコースティックな演奏活動を行なっている。「渡辺貞夫クインテット」「クアトロシエントス」「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」「Salle Gaveau」などのグループにも在籍。多種多様な音楽的要素を内包した、独自の諧謔を孕んだ静的なソングライティングと繊細な演奏が高次で融合するスタイルは、国内外で高い評価を獲得している。三宅純、椎名林檎をはじめ多岐に渡るアーティストのスタジオワークにも数多く参加。2016年舞台「書く女」(主演:黒木華 / 作,演出:永井愛)、2017 年舞台「オーランドー」(主演:多部未華子/演出:白井晃)の音楽を担当。2020年3月にはチェリスト徳澤青弦とのDUO作品を、そして2023年1月には林正樹グループ名義のファースト・アルバム「Blur the border」をリリース。 -
松丸 契:サックス
サックス奏者・作曲家。1995年生まれ。パプアニューギニア出身。村でほぼ独学で楽器を習得し、米音大卒業後、2018年より東京近辺を中心に活動中。石若駿、石橋英子、 岡田拓郎、浦上想起、Dos Monos、ジム・オルーク、山本達久、大友良英、など日本の音楽シーンを代表する様々な音楽家とメンバーやサポートとして頻繁に共演・共作している。2022年に最新作『The Moon, Its Recollections Abstracted』をリリースし、多方面で高く評価されている。