ライブ(有料コンサート)
Live
ミューザ川崎シンフォニーホール
My Favorite Songs〜佐山雅弘メモリアル・コンサート
昨年、逝去されたジャズピアニスト佐山雅弘さんをリスペクトする若手からトップアーティストまでがミューザ川崎シンフォニーホールに集結し、佐山さんの愛したジャズの名曲をお届けします。
第1部では、佐山さんがデビュー前からその才能を評価していた寺久保エレナを始め、佐山さんが見出した若手プレーヤーたちが特別編成で登場。
第2部は、佐山さんが発案した「ピアノ6連弾」で全国をツアーした名ジャズピアニストたちの共演。
第3部は、バンド演奏を中心に、圧倒的な歌唱力とパワフルかつ澄んだ繊細な歌声を持つMay J.をスペシャルゲストに迎えての公演。
開催日 | 2019年11月16日(土) |
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時間 | 開演 17:00(20:00 終演予定) |
会場 | ミューザ川崎シンフォニーホール 会場アクセス |
チケット |
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曲目 |
※曲目変更の場合あり |
出演者 |
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寺久保エレナ -
馬場孝喜 -
中林薫平 -
福森康 -
国府弘子 -
佐藤允彦 -
小原孝 -
塩谷哲 -
三木俊雄 -
岡崎好朗 -
中川英二郎 -
佐山こうた -
川村竜 -
大坂昌彦 -
May J.
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寺久保エレナ (Erena Terakubo):アルト・サックス
1992年札幌生まれ。6歳でピアノ、9歳からサックスを始める。札幌ジュニア・ジャズ・オーケストラに参加。13歳の時、最年少でボストン・バークリー・アワードを受賞。渡辺貞夫、山下洋輔、日野皓正、佐山雅弘、本田雅人、タイガー大越、TOKU、エディー・ゴメス、向井滋春など有名ミュージシャンとの共演やセッションに多数参加。
2010年高校3年生の時に、『ノース・バード』でメジャー・デビューを果たし、一躍大きな注目を集める。2011年、2枚目のアルバム『ニューヨーク・アティチュード』をリリース。同年、日本人初のプレジデント・フルスカラーシップ(授業料、寮費免除)を獲得して、アメリカのバークリー音楽大学に留学。2013年、第3作『ブルキナ』を発表。
2015年バークリー音大を卒業し、活動の拠点をニューヨークに移す。2016年、アルバム『ア・タイム・フォー・ラブ』をカナダのCellar Liveからリリース。
2018年、札幌のテレビ局HTBに開局50周年記念テーマソングを提供。レギュラー・カルテットによるアルバム『リトル・ガール・パワー』を発表。2019年4月、初のライヴ・アルバム『アブソルートリー・ライヴ!』をキングレコードからリリース。 -
国府弘子 (Hiroko Kokubu):ピアノ
ピアニスト・作曲家・編曲家
東京渋谷区生まれ。数々の演奏経験を経てその音色にますます深い情感をたたえ、ジャンルを超越した共演者から熱いラブコールの絶えない、オンリーワンのピアニスト国府弘子。国立音楽大学ピアノ科在学中にジャズに目覚め卒業後単身渡米、ジャズ界の重鎮バリー・ハリスに師事。帰国後1987年ビクターよりデビュー、現在まで23枚のアルバムを国内外で発表。ソロピアノでのコンサートから‘あうん’の呼吸を誇る「国府弘子スペシャルトリオ」でのライブ、またオーケストラとの競演など幅広い活動を展開、全国的な人気を集めるピアノ界のスーパーレディ。
幅広い表現力を持ったインプロヴァイザーとして、音楽シーンをリードしてきたジャズ・ピアニストであり、また温かく心に響くメロディーを創造する作曲家としても評価が高い。
現在、川崎市市民文化大使、埼玉入間市文化創造施設のアドバイザー、平成音楽大学、尚美学園大学客員教授。
音色の贅を極めたソロアルバム「ピアノ一丁!」に続き、岩崎宏美×国府弘子のデュオ作品「ピアノ・ソングス」が好評。
2020年1月に24枚目のアルバム「ピアノ・パーティー」をリリース予定。
国府弘子によるブログやTwitter、Facebookも好評。ホームページ:http://kokubuhiroko.net
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佐藤允彦 (Masahiko Satoh):ピアノ
1941年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、米国バークリー音楽院に留学、作・編曲を学ぶ。帰国後、初のリーダー・アルバム『パラジウム』でスイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。その後も数々のアルバムを制作し、国際的にも高い評価を得ている。1997年に自己のプロデュース・レーベル〈BAJ Records〉を創設。最近では、バーチャル・シンガーの初音ミクとのコラボレーションで音楽監督を務めるなど、その活躍はますます多面化するばかりである。1993年、「ジャンル、技量にかかわらず、誰でも参加できる即興演奏」を目指すワークショップ【Randooga】を開始、フリー・インプロヴィゼイションへの簡潔なアプローチ法を提唱している。 -
小原孝 (Takashi Obara):ピアノ
神奈川県川崎市生まれ。ピアニスト・作詞・作曲・編曲家
1990年のCDデビューから全国各地でコンサートを開催・数多くのテレビ・ラジオ番組に出演。1999年よりNHKFM「弾き語りフォーユー」パーソナリティ 2019年5月ニューアルバム「ピアノ名曲フォユー~あなたが大好き~」発表
2020年CDデビュー30週年を迎える
現在、尚美学園大学客員教授、国立音楽大学非常勤講師 川崎市市民文化大使ホームページ:「小原孝のピアノサロン」
公式ショップサイト:「ジル君のミュージックショップ」
NHK-FM:「弾き語りフォーユー」
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塩谷 哲 (Satoru Shionoya):ピアノ
東京藝術大学在学中よりオルケスタ・デ・ラ・ルスのピアニストとして活動(93年国連平和賞受賞、95年米グラミー賞ノミネート)、並行してソロアーティストとして現在まで12枚のオリジナルアルバムを発表する。自身のグループの他、小曽根真(p)との共演、佐藤竹善(vo)との”SALT & SUGAR”や上妻宏光(三味線)との”AGA-SHIO”の活動、渡辺貞夫(sax)、村治佳織(g)、古澤巌(vln)ほか多数のコラボレート等、活動のジャンル・形態は多岐に渡る。メディアではNHK「名曲アルバム」にオーケストラ・アレンジを提供する他、NHK Eテレ『趣味Do楽“塩谷哲のリズムでピアノ”』(2014年)、フジテレビ系ドラマ『無痛-診える眼-』(2015年)、現在はNHK Eテレ音楽パペットバラエティー番組『コレナンデ商会』(2016年~)の音楽を担当している。 -
三木俊雄 (Toshio Miki):テナーサックス
1986年バークリー音楽大学にスカラーシップを獲て留学。リッチ-・コール・アワード受賞。サックスをビル・ピアース、ジョ-・ヴィオラ、アレンジをハーブ・ポメロイ、フィル・ウィルソンに師事。 1996年から自己の率いる10ピースバンド『フロントページ・オーケストラ』の活動を開始。アルバム『Harmony of the soul』をリリースの他DOUBLE、押尾コータローとのコラボアルバムにも参加。2013年リリースの『Stop & Go』はジャズライフ誌「アルバム・オブ・ザ・イヤー」にて第3位を獲得。また、小曽根真率いる『No Name Horses』のメンバーとして作品も提供している。 スイングジャーナル誌人気投票にてテナーサックス部門第3位。尚美学園大学 非常勤講師。 -
岡崎好朗 (Yoshiro Okazaki):トランペット
12歳からトランペットを始め、中学生のときに観た”ベニーグッドマン物語”に影響されジャズを聴き始める。17歳からジャズを演奏し始め、五十嵐一生、村田浩に師事。
1991年、奨学金を得、バークリー音楽大学に留学。1994年同校を卒業し帰国。帰国後は、中村誠一、多田誠司、大西順子、小林陽一、日野元彦等のバンドで活躍。2005年5月よりNY に拠点を移し、同年12月にアーティストビザ取得。渡米中は多くのジャズクラブで演奏し、Mingus Bigband、Mingus Dynasty、Velery Ponomarev Bigband、小曽根真No Name Horses等で活躍。約3 年間活動の後、2008年9月NY から東京に拠点を戻し、ライブ、コンサート、レコーディングなどで活躍中。 -
中川英二郎 (Eijiro Nakagawa):トロンボーン
5歳でトロンボーンを始め、高校在学中に初リーダー作をニューヨークで録音。名だたるビック・アーティストとの共演を始め、映画、CM、TVなど多くの録音でも知られる。2007年、日本人として初めて米「トニー賞」授賞式に出演し2008年にはNHK連続テレビ小説『瞳』のメインテーマを演奏。読売日本交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団等、国内主要オーケストラとソリストとして共演するなど、多彩な才能を発揮し、日本を代表する世界的トロンボーン奏者として幅広い活動を行っている。ホームページ:http://www.eijiro.net/
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佐山こうた (Kota Sayama):ピアノ
6歳より佐竹美知子氏に、14歳より本田昌子氏に師事し、クラシックピアノを学ぶ。2000年よりBerklee音楽院に留学。Jeff Covell、Ray Santisiらに師事。
2004年より日本で活動を開始、2010年にアルバム「流出」をリリース。
サイドマンとしても定評があり、由紀さおりやコーラスグループ「サーカス」、ロックシンガー「KAMIJO」、ゴスペルグループ「BE CHOIR」など、様々なアーティストのバックやバンドリーダーを務めている。また、NHK「みんなのうた」にボーカロイド作品で初めて採用された40mPの「少年と魔法のロボット(並びに同名アルバム)」のサウンドディレクターや、星野源主演作品「箱入り息子の恋」でのピアノ指導並びに出演など、活動は多岐に渡る。 -
川村竜 (Ryu Kawamura):ベース
高校生の頃にエレキベースを始め、大学入学を機にウッドベースに転向。ロバート・ハースト、ボリス・コズロフの両氏に師事。2004年、ハワイで行われた国際コントラバスフェスティバルでは日本人初、最年少での最優秀賞を受賞。その後もダスコ・ゴイコビッチ(tp)のインターナショナルカルテットへの参加、ビル・メイズ(p)、ジョー・ラ・バーバラ(dr)とのトリオでの録音やツアー参加等、国内外を問わずミュージシャンの信頼を得ている。その他にも、ASKA、大黒摩季、SOFFet等のサポートや歌手・声優の岩男潤子のプロデュース等、ジャズ以外のフィールドでも幅広く活躍中。日本が誇る、超重量級天才ベーシスト。 -
大坂昌彦 (Masahiko Osaka):ドラムス
1986年奨学金を獲得し、バークリー音楽大学に留学。在学中にデルフィーヨ・マルサリスのバンドに在籍し全米各地のジャズフェスに出演。ニューヨークでの活動後、1990年に帰国。
2014年にプロデュースした「ジャズ・シネマ・パラダイス」はハイレゾ配信サイト e-onkyo にて長期間 1位にランクされ、業界の話題となる。2016年にはシリーズ第三弾の「ジャズシネマ・ファンタジー」がジャズジャパン・アワードを受賞。スイングジャーナル誌読者投票ドラム部門では1995年より16年間一位に選出され続けた。
現在もAssemblage、EQ、サムライ・ビバップ・トリオ等のレギュラーグループで精力的に活動している。洗足学園音楽大学客員教授。 -
May J.:ヴォーカル
日本、イラン、トルコ、ロシア、スペイン、イギリスのバックグラウンドを持ち、幼児期よりダンス、ピアノ、オペラを学び、作詞、作曲、ピアノの弾き語りをもこなす。
圧倒的な歌唱力とパワフルかつ澄んだ繊細な歌声、そして前向きでポジティブなメッセージが共感を呼び、幅広い世代から支持を受けている。
2006年メジャーデビュー。記録的な大ヒットで社会現象にもなった、2014年公開のディズニー映画「アナと雪の女王」の日本版主題歌(エンドソング)を担当。同年の第65回紅白歌合戦に初出場。
2015年1月には自身初となる、日本武道館の単独公演を開催。
2008年より、NHK WORLDの海外向け音楽番組「J-MELO」のメインMCを担当。
4月には平成31年間のカラオケヒット曲のみを収録したカバーアルバム「平成ラブソングカバーズ」をリリース。